2023年3月25日

家賃の最高値を記録したスペインの都市

最終更新: 2023年8月15日

スペインの家賃は、2月に前年比8.7%のプラスとなり、
 
月額11.7ユーロ/m2に達しました。


 
コロナウイルスのパンデミックの最悪の事態が終息したことで、
 
2021年末以降、家賃の上昇は止まらず、
 
最大11.4%の上昇、さらに供給の減少も見られます。

既存の住宅の総数のうち、提供されている物件の数は、
 
2022年を通して1% を下回ったままです。
 

バレンシア(11.5 ユーロ/m2) とマラガ (12.2 ユーロ/m2) は
 
2023年2月に家賃価格の最高価格を記録しました。
 
マドリッド (16.6 ユーロ/m2) とバルセロナ (19.4 ユーロ/m2) は
 
1月の記録を下回っています。
 

バルセロナは依然として家賃の高い都市

2023年2月のバルセロナの平均家賃は19.4ユーロ/m2で、
 
前年比で20.2%上昇しました。
 
しかし1ヶ月前の記録19.8ユーロ/m2を下回っています。

カタルーニャ州の10地区のうち、現在最高価格を記録しているのは
 
サンツ モンジュイックで23.1%上昇 (17.6 ユーロ/m2)
 
オルタ ギナルド で18.5%上昇(14.7 ユーロ/m2)
 
の2地区だけです。

シウタ べリャ(22.2ユーロ/m2) は依然としてバルセロナで最も物価の高い地区であり、
 
アシャンプラ(21.2ユーロ/m2)とサン マルティ(19.8 ユーロ/m2) が続きます。

マドリッドの21地区のうち11地区で家賃最高価格に

マドリード市の賃貸物件の平均価格は16.6 ユーロ/m2で、
 
半分の地区でこれまでのピークに達しました
 
マドリードの家賃は、前年比で10.9%上昇しています。

地区別で見ると、セントロ地区 (21.4 ユーロ/m2)、サラマンカ (21 ユーロ/2m)、
 
チャマルティン (17.6 ユーロ/m2)、レティーロ (17.5 ユーロ/m2)となっています。

バレンシア市のほぼ半分で家賃が最高価格

バレンシアは2月(2023年)に、前年比19.4%の上昇を記録し、
 
住宅の平均家賃は11.5ユーロ/m2という新記録に達しました。
 
その地区のいくつかは、4つの都市(バルセロナ、マドリッド、バレンシア、マラガ) の中で
 
最も価格の上昇が見られました
 
また、6つの地区で20%以上家賃が上昇しています。