南ヨーロッパで賃貸住宅投資の関心が高まる

賃貸用の住宅の購入が、南ヨーロッパで根強い投資手段となっています。
 特にスペイン人の関心が強く、次いでポルトガルとイタリアが続きます。

8,100人以上のヨーロッパ在住者を対象とした調査によると
 72%の個人が賃貸住宅への投資に関心を示した国として、スペインが挙げられています。
 （ポルトガル は67%、イタリア64%）
 

スペインとポルトガルでは、不動産投資は他の投資(仮想通貨や株式投資)よりも好まれています。
 この調査では、35 歳未満を含むスペイン人の大多数が、
 「最初の投資として賃貸投資が最適な選択肢で、安全で経済的リスクもない」と考えています。

インフレの時代にあり、
 預金をしても金利が低いことなどを踏まえると、現在、住宅は収益性の高い投資手段であると考えられています。

スペイン人の17%がすでに賃貸住宅への投資を行っており、
 さらに今後1年以内に賃貸投資を行いたいと考えている人は12%増えるとみられています。

今年の第1四半期にスペインで賃貸住宅を購入した場合の総収益は平均 7.1% でした。

スペインの都市の中では、リェイダが最も収益性が高く8.3%、

マドリッドでは4.9% 、バルセロナでは 5.4%でした。

（オフィスや商業施設も含む）