不動産販売は2021年に20%増加し、価格は2022年に上昇予測

不動産業界のデジタル変革を加速させた1年以上のパンデミックの後、 スペイン国不動産協会は、不動産業界の課題と今後の予測について、マドリッド国際不動産専門家展示会で経済学者ゴンザロ・ベルナルドス氏にスペインの不動産業界の将来についてのビジョンと予測を聞きました。
スペイン経済は約2%成長、年間全体で成長率は6%
「パンデミックの終焉は、それが引き起こした経済危機の終焉も意味します。今年、2021年第2四半期には、スペイン経済は約2%成長し、年間全体でこの成長率は6%を超えます。実際、来年はその数字が7%近くになる可能性が非常に高いです。」これがベルナルドスの強い予測であり、回復の主な鍵は「リバウンド効果」とヨーロッパからの資金の調達であると指摘しています。
ベルナルドス氏は 「不動産業、住宅市場は、パンデミック時に貯金したお金を使い、低金利ローンによる住宅、投資物件の購入が来年はされるであろう。」と予測しています。
スペイン経済学者のベルナルドス氏は、「過去のリーマンショックがあった2008年から2013年の期間と、今回のパンデミックの2020年3月から2021年4月の間の不動産危機を比べてみると大きな違いは、今回は、金融機関間の住宅ローン戦争の存在、史上最低の固定金利、大流行が起こったときに売りに出されている住宅の在庫が少ない」と言っています。
住宅販売数は2021年に20%増、価格は2022年に上昇
住宅価格の推移について、ベルナルドス氏は、「 2021年後半に一部の地域では下落が止まる一方で、一部の地域では回復し始める」と予測しています。「今年、2021年の取引は20%以上増加する予測です。
販売市場回復は、最初はパンデミックの間に蓄積された過剰供給に基づいており、その後、価格が上昇します。2022年には、販売額が5%以上増加し、取引が10%から15%の間で増加する」と予測しています。
またベルナルドス氏は、スペインの住宅市場の変化を分析する際の決定的な要因の1つとして購入の場所、地区を強調しています。
「来年、最大の値上げは、大中規模の都市の最も中心的な地区で行われます。(バルセロナ市だとアシャンプラ地区、サリア地区の周辺など過去13か月で危機に最もよく耐えた地区でした」ベルナルドス氏は付け加えました。



