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スペイン賃貸、即日成約が急増中
南ヨーロッパで展開する不動産マーケットプレイスが発表した最新レポートによると、2025年第2四半期(4〜6月)に同サイトで 契約された賃貸物件のうち、全体の8%が掲載からわずか24時間以内に成約 していたことが明らかになりました。 このような「 即時契約(Alquiler exprés) 」の動きは、スペイン各地で加速しており、特に住宅不足が深刻な都市で顕著です。 大都市(主要マーケット)ではバルセロナが最多 バルセロナ(Barcelona):12% パルマ(Palma)(マヨルカ島):9% サン・セバスティアン(San Sebastián):9% アリカンテ(Alicante):8% セビリア(Sevilla):8% ビルバオ(Bilbao)、マラガ(Málaga)、バレンシア(Valencia):各7% マドリード(Madrid):6%(主要都市では最も低い) 住宅市場の過熱が明確に この調査から、スペイン各地で賃貸の 需要が供給を上回っている ことが明らかになりました。特に人気エリアでは、 物件が出るとすぐに契約が決まる...


家賃急騰、期間限定賃貸の拡大
2025年、スペインの主要都市で 住宅賃貸価格が前年比10%以上上昇 したと、不動産ネットワークの調査で明らかになりました。対象都市はバルセロナ、マドリード、バレンシア、マラガ、ビルバオなど。 家賃上昇の背景には、通常の長期賃貸住宅の供給減少 があります。 多くの家主が、法律の規制を避けてより高収益が得られる「 期間限定賃貸(短期契約)」 へと物件を転用しているためです。借主には、外国人のビジネスパーソンやデジタルノマド、留学生などが多く、月収2,500ユーロ以上、6〜9か月の滞在が一般的。月1,200ユーロ超の家賃でも借り手がつく現状です。 その一方で、 地元住民向けの長期賃貸は品薄で、価格も上昇 。バルセロナでは平均1,300ユーロ、マドリードでは1,250ユーロとなっています。多くの家庭の手取り月収が1,600ユーロ未満であることを考えると、この家賃水準は深刻な負担です。 専門家は、期間限定賃貸の悪用を防ぐための明確な法規制の必要性を強調しています。


スペインの高級住宅エリアはどこ?
2025年8月時点で、スペインには100万ユーロ超の高級住宅が43,707件あり、これらの84%がバレアレス(23%)、マラガ(20%)、マドリード(14%)、アリカンテ(11%)、 バルセロナ(11%) 、ジローナ(6%)の6県に集中しています。 バルセロナは11%(約4,800件)で第5位。都市型高級住宅が多く、主にEixample(アイシャンプラ)やSarrià-Sant Gervasi(サリア・サン・ジェルバジ)などに集中しており、歴史的建築を活かしたリノベーション物件や高層ペントハウスなどが人気です。 300万ユーロ超のウルトラ高級住宅は全国で8,725件あり、バレアレス(34%)とマラガ(31%)が圧倒的で、バルセロナは6%(535件)で第4位。都市部としてはマドリードに次ぐ規模となっています。 バルセロナは地中海の魅力に加え、国際空港・高速鉄道など交通インフラも整い、外国人投資家や富裕層の購入も活発です 。都市型の高級不動産市場として非常に存在感のあるエリアです。対照的に、地方では高級住宅の供給が極めて少なく、全体として、高級住宅市


サンツ祭り(Festa Major de Sants)
バルセロナの夏を彩る「サンツ祭り(Festa Major de Sants)」は、グラシア祭りのあとに開催される地域のお祭りです。庶民的で家族的な雰囲気を大切にし、華美すぎず、大きな混雑も少ないのが特徴。今年は 8月23日から31日 に行われ、街歩きだけでも飾り付けられた通りを楽しむことができます。 開幕は23日(土)の20時、劇団ラ・カロリカの女優エステル・ロペス・マルティンとジュリア・トゥルヨル・カイマリによる開会宣言。その前には龍舞のパレードに参加でき、踊りを学びながら1年の幸運を願う体験も用意されています。 今年は 11本の通りと広場 がデコレーションを競い合います。サーカスの世界に変身するAlcolea de Dalt通り、食べ物の秘密の生活を描くAlcolea de Baix通り、妖精の森に変わるFinlàndia通り、カタルーニャ各地の祭りを紹介するGalileu通りなど、テーマは実に多彩。宇宙のサービスエリアや陶器工房の窯の再現、バルセロナ地下鉄100周年記念、ジュール・ヴェルヌへのオマージュ、スケーターの聖地広場の再現なども


バルセロナ、112年ぶりの猛暑記録
バルセロナでは現在、 過去112年間で最も暑い8月 を迎えています。地元メディア Betevé の報道によると、2025年8月中に記録された最高気温 ほぼ40度 に達する。観測史上初のレベルに達し、かつてない猛暑となっています。 カタルーニャ州の気象局( Meteocat )は、 8月17日(土)にバルセロナおよび周辺地域に「赤警報(nivel 5/6)」を発令 しました。これは6段階中5番目に高いレベルで、 健康リスクが非常に高い ことを意味します。 日中の高温に加え、バルセロナ市内では夜間も非常に厳しく、気温がほとんど30度を下回りませんでした。 このような猛暑を乗り切るために、以下のよポイントを注意しましょう: 外出は12:00〜17:00を避ける 水分補給は「喉が渇く前」にこまめに スーパーや図書館などの「冷房避難スポット」を活用 日中は窓とシャッターを閉め、熱を遮断 エアコンがない家も多いので、 扇風機や冷却グッズは必須 スペインは「夏=暑い」と思われがちですが、 ここ数年の暑さは異常気象レベル です。今後バルセロナへの渡航や移住を考


グラシア祭り(Fiestas de Gràcia)
グラシア祭りは、バルセロナの忙しい年間カレンダーの中でも非常に待ち望まれているイベントです。このカリスマ性あふれるグラシア地区が、1週間にわたりまるで屋外フェスティバルのように変貌します。 住民たちの協力によって、街のあらゆる通りが 独創的で驚きに満ちたテーマ装飾 で彩られ、色と創造性、そして喜びにあふれる雰囲気が街全体に広がります。 このお祭りの魅力はその 唯一無二の雰囲気 にあります。ライブ音楽、ショー、ワークショップ、子どもから大人まで楽しめるさまざまなアクティビティが用意され、グラシアはまさに バルセロナ文化の中心地 となります。 今年の開催は 8月15日から21日 までで、ビレリーナ広場(Plaza de la Virreina)などの象徴的なスポットでイベントが行われる予定です。 観光客も歓迎され、地元文化を体験できる絶好の機会です。バルセロナに滞在しているなら、ぜひ訪れてみてください。街の“本当の魅力”を感じられることでしょう。


バルセロナ住宅価格、過去最高
2025年7月、バルセロナの中古住宅価格が 過去最高となる1平方メートルあたり4,943ユーロ を記録した。前月比で+0.5%、前年比では+10.4%の上昇で、 スペイン全国平均2,471ユーロのおよそ2倍 に達している。 地区別では、 最も高額なのはサリア=サン・ジェルバジ(Sarrià-Sant Gervasi、6,534ユーロ)で、次いでエイサンプル(Eixample、6,178ユーロ) 、レス・コルツ(Les Corts、5,896ユーロ)、グラシア(Gracia、5,223ユーロ)が続く。反対に、最も安価なのはノウ・バリス(Nou Barris、2,738ユーロ)で、サン・アンドレウ(Sant Andreu、3,672ユーロ)やオルタ=ギナルド(Horta-Guinardó、3,796ユーロ)も比較的手頃。 価格上昇率ではサンツ=モンジュイック(Sants-Montjuïc、4,344ユーロ)が前年比+16.3%で最大 となっており、今後の価格動向に注目が集まる。


バルセロナ近郊、人気ウォーターパーク
夏の猛暑が続くバルセロナでは、水を使ったレジャーが人気を集めています。市内から車で約25分のヴィラサール・デ・ダルト(Vilassar de Dalt ) に位置する「イリャ・ファンタジア(Illa Fantasia)」は、家族で一日中遊べる内容が充実しており、涼を求める人々にとって理想的な場所です。 1981年に開業したこのウォーターパークは、 75,000㎡以上の敷地 に 22本を超えるウォータースライダー と 3つの大型プール を備え、バルセロナ地域の夏の定番スポットとなっています。 人気のアトラクションには、急降下がスリル満点の高速スライダーや回転式スライダー、子ども向けの「ミニトゥス」などがあります。中でも注目は、2,000㎡の波の出る人工ビーチプールや、1,000㎡を超える「ラベリント・ピラータ」(海賊迷路)。この迷路には滝や噴水、沈んだ船、4本のすべり台が設置されています。 園内には900卓を超えるピクニックエリア、レストラン、売店、ATM、セルフサービスのカフェなども完備。木陰でのんびり過ごすことも可能です。 2025年の料金は大


スペインの中古住宅価格、過去最高
2025年7月、スペインの中古住宅価格は1㎡あたり2,471ユーロに達し、 前年比14.7%の上昇で過去最高を更新しました。 直近3か月で5.1%、前月比でも1.4%上昇しており、価格の上昇傾向が続いています。 最も上昇率が高かったのはマドリード州(24.4%増)で、ムルシア州(19.3%増)やバレンシア州(18.0%増)なども大きく伸びています。価格が最も高い自治州はバレアレス諸島で5,025ユーロ/㎡、次いでマドリード(4,359ユーロ/㎡)、バスク(3,263ユーロ/㎡)、カナリア諸島(3,090ユーロ/㎡)、カタルーニャ(2,632ユーロ/㎡)が続きます。 都市別ではサン・セバスティアンが最も高額で6,230ユーロ/㎡、マドリード(5,718ユーロ/㎡)、 バルセロナ(4,943ユーロ/㎡、 前年比10.4%の上昇 ) が続き、最も安価なのはサモーラの1,227ユーロ/㎡でした。 スペインの住宅市場は 都市部や沿岸部を中心に価格上昇が顕著 で、今後も地域による価格差や上昇率の差異に注目が集まるだろう。
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