top of page

スペイン ニュース
Spain News
検索


2025第一四半期、住宅の利回りは7.3%
2025年第一四半期のスペインの不動産市場における 住宅の利回りは7.3% で安定しており、特に バルセロナでは5.9% の利回りが記録されています。 この数値は他の主要都市と比較して中程度であり、バルセロナは観光業やビジネス需要が高い都市であるため、住宅市場は安定しています。 ムルシア(8.2%)やレリダ(7.7%)などの地方都市では、より高い利回りが記録されており、 バルセロナやマドリード(4.8%) 、サン・セバスティアン(3.5%)などの大都市よりも高い利回りが得られることが分かります。 また、住宅以外の不動産タイプでは、オフィスビル(11.5%)、商業施設(10%)、ガレージ(6%)などが住宅よりも高い利回りを提供しており、特にオフィスビルは非常に高い利回りを誇っています。 バルセロナは依然として 不動産投資の人気都市 であり、安定した収益が期待できる場所として注目されていますが、他の地方都市では高い利回りを得やすい状況です。それでも、バルセロナの市場は長期的な価値向上が見込まれるため、 投資家にとっては引き続き魅力的な選択肢 と言える


スペインでは賃貸よりも住宅ローン
現在スペイン国内の平均的な70平方メートルの アパートの平均賃貸価格は月850ユーロ で、 住宅ローンの平均支払額は月650ユーロ です。 国内の大手不動産会社のエミリアーノ・ベルムデス副社長は、「スペインは持ち家の国だ」と述べています。全体の約75%が持ち家で、借家人ではないという。 また、同社によると、家賃の分割払いが遅れているのは、借主の5%に対し、抵当権者はわずか2%です。 スペイン銀行によると、昨年6月の平均金利は2023年1月以来最低(3.38%)で、住宅ローンの総額は57億1300万ユーロで、前年同月を8.1%上回っています。 【 給与の最大半分を住宅にあてるスペイン人 】 スペインの平均月給は約1,700ユーロです。この金額を考慮すると、住宅ローンと賃貸コストに関する上記のデータと合わせて、スペイン国内では 賃貸よりも住宅ローン を組んで購入した方が得であることがわかります。 この様に住宅価格が高すぎることが、スペイン人が貯蓄できない主な理由のひとつです。


バルセロナ賃貸住宅価格の上昇
バルセロナ賃貸住宅市場は、現在価格上昇が続いています。特に ラシャンプラ地区 の物件で大幅に上昇しています。政治状況の改善とアメリカ人顧客の増加が価格上昇の主な要因はとされています。 これまでバルセロナはイギリスやフランスの顧客にとって魅力的な場所でしたが、最近ではアメリカ人顧客が増えています。彼らはバルセロナの生活の質、活気ある文化、地中海性気候に魅了され、バルセロナの不動産に高い価格を支払う意欲があるため、今後も価格上昇が続くと予想されています。 ラシャンプラ地区 ドレタ・デ・ラシャンプラ地区(Dreta del Eixample)とランティガ・エスケラ・デ・ラシャンプラ地区(L’Antiga Esquerra del Eixample)では、改装物件の価格が大幅に上昇しています。大手不動産会社によると、価格は1平方メートルあたりおよそ3,800~4,200ユーロから4,500~4,800ユーロに上昇している。 この上昇の一因は、モダニズム建築、広い道路、中心部の立地で知られるこれらの地域の物件に対する需要の上昇です。改修済みの物件もあるため
bottom of page
