コロナ禍で工業化住宅の需要が急増
コロナ禍でスペイン人の家の好みが変わってきており、そのニーズを全て満たすために工業化住宅の需要が急増しています。
コロナ禍でスペイン人の家の好みが変わってきています。長く続く自粛生活やテレワークブームで、多くの人が生活の質を向上させるために自宅のあり方を考え直すようになっています。日当たりが良い、庭・テラスなどの屋外エリア付き、エネルギー効率が良いところ、都市の中心部から離れている、などが需要の高まっている特徴です。
その為、モジュール方式の工業化住宅はこれらすべてのニーズを満たす、最終顧客にも不動産開発業者にとっても最も収益性の高いオプションとしての地位を確立してきています。他の工業化システムと比較し、3Dまたはモジュール方式は建設の大部分が工場で行われており、これによって製造工程は強化され、持続可能な高品質な基準を確保し、不動産開発業者のニーズに合わせたオーダーメイドの納期提供が可能になっています。
また、この製造システムの大きなメリットとして、工事費の安定性が挙げられます。(スペイン)産業資本財の規準に従い、相反する価格は免除される為、決算金額は契約金額と同じになります。その結果、より多くの取引が最初から実行可能となります。
なおHomm社は工業化住宅の販売促進に特化した会社であり、この分野では全国的なリファレンスとして市場での地位を確立しています。現時点で26棟の新築住宅を引き渡し、新たに21棟の新築住宅の組み立てに着手しています。なお1軒あたりの表面積は約150 m2との事です。
まとめ
この記事では、コロナ禍で需要が急増している工業化住宅とは何か、またこの分野に特化した会社を紹介しました。今まであまり注目されてこなかった物件ですが、今のスペイン人が求めているニーズを満たす事が出来ることから注目されています。これから投資をしてみたいという方は、この様な住宅も考慮にいれるのもいいかもしれません。
工業化住宅:又の名をプレハブ住宅と言い、主要部材を工場で生産し、現場で組み立て備え付けた住宅のこと。(参照ページプレハブ建築協会ウェブサイト:https://www.purekyo.or.jp/pamphlet/pamph_001/eturan/main01-31.html)
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