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外国人は南西、スペイン人は南東
日本で一般的に人気の方角はや南向きです。それは一年を通して日当たりが良いとされているからですが、スペインではどうでしょうか。 米国に本社を置く不動産会社の調査によると、スペインで住宅を探している 外国人購入者の83%が南西向きの物件を好む 傾向にあり、 スペイン人購入者は南東向きの物件を好む とされています。これは、夕日を好む外国人と、朝日を好むスペイン国内居住者の大きな違いを表しています。 その中でも南西向きの物件を探したいと考えている外国人の12%はイギリス人、次いでドイツ人、フランス人がともに7.3%となっています。同社社長クロムステット氏によれば、「彼らは、家の中の光と日照時間を最大限に確保し、夕日を楽しみたいと思っている」からだと。 また、多くの北欧人購入者は太陽を全く恐れておらず、方角を理想的な住宅を探す際の最優先事項にしています。 一方、スペイン人は夏の夕方の高温を避けるため、家の中を涼しく保てる東を好む人が圧倒的に多いです。


7月の中古住宅価格 7.9%上昇
7月の中古住宅価格は前年同月比 7.9%上昇し、2,153ユーロ/m2 と最高記録を更新しました。前四半期比では2.6%、前月比では0.7%の上昇となりました。 全自治州において、昨年7月に比べ住宅価格が上昇しています。カナリア諸島(16.4%)が上昇率トップで、バレアレス諸島(11.9%)、バレンシア(11.5%)、マドリッド(11.5%)、ムルシア(8.8%)、アンダルシア(8.7%)続く。 バレアレス諸島は(4,445ユーロ/m2)とスペインで最も住宅価格が高い県 であることが再確認されました。次いでマドリッド(3,504ユーロ/m2)、マラガ(3,325ユーロ/m2)と続く。 スペイン全都市でみても価格は上昇しています。最も顕著に上昇したのは マラガ市(18.2%) で、次いでアリカンテ市(18%)、ソリア市(17%)、バレンシア市(16.1%)、サンタンデール市(15.6%)、マドリッド市(15.5%)と続く。 マドリッドの価格は4,622ユーロ/m2となり、バルセロナでは4,477ユーロ/m2となりました。 サン・セバスティアンは(5


7月の賃貸価格 10.4%上昇
7月の賃貸価格は前年同月比 10.4%上昇し、13.1ユーロ/m2 となりました。前四半期では1.3%の上昇でしたが、先月は1.6%の下落となりました。 スペイン全都市で価格が上昇しています。最も上昇率が顕著なのはカセレスで(18.9%)、次いでパルマ(18.7%)、バレンシア(17.6%)、ルーゴ(16.6%)と続く。 パルマとバレンシアを除く国内主要市場の賃料動向は完全に強気で、マドリッド(16.1%)、バルセロナ(14.3%)、アリカンテ(14.1%)、マラガ(13.6%)、セビリア(7.8%)、サン・セバスティアン(7%)、ビルバオ(6.7%)が上昇しています。 バルセロナは(21.6ユーロ/m2) と スペインで最も家賃の高い都市 であり続けています。次いでマドリッド(19.8ユーロ/m2)、サン・セバスティアン(17.6ユーロ/m2)、パルマ(17.2ユーロ/m2)、マラガ(14.5ユーロ/m2)、バレンシア(14.1ユーロ/m2)と続く。 スペイン全県でみても価格は上昇しています(ウエルバを除く)。最も上昇率が高かったのはカセレス(


バルセロナ賃貸住宅価格の上昇
バルセロナ賃貸住宅市場は、現在価格上昇が続いています。特に ラシャンプラ地区 の物件で大幅に上昇しています。政治状況の改善とアメリカ人顧客の増加が価格上昇の主な要因はとされています。 これまでバルセロナはイギリスやフランスの顧客にとって魅力的な場所でしたが、最近ではアメリカ人顧客が増えています。彼らはバルセロナの生活の質、活気ある文化、地中海性気候に魅了され、バルセロナの不動産に高い価格を支払う意欲があるため、今後も価格上昇が続くと予想されています。 ラシャンプラ地区 ドレタ・デ・ラシャンプラ地区(Dreta del Eixample)とランティガ・エスケラ・デ・ラシャンプラ地区(L’Antiga Esquerra del Eixample)では、改装物件の価格が大幅に上昇しています。大手不動産会社によると、価格は1平方メートルあたりおよそ3,800~4,200ユーロから4,500~4,800ユーロに上昇している。 この上昇の一因は、モダニズム建築、広い道路、中心部の立地で知られるこれらの地域の物件に対する需要の上昇です。改修済みの物件もあるため


中古住宅3番目に高い都市 バルセロナ
バルセロナは中古住宅を購入するのに スペインで3番目に高い都市 です。大手不動産が作成した最新の価格指数によると、バルセロナの住宅購入にかかる費用の平均は4,430ユーロでした。この数字は、2023年6月と2024年の間に7.2%上昇したことになります。 1位はドノスティ(5,461ユーロ)、2番目はマドリード(4,514ユーロ)でした。 国内全体では、中古住宅の販売価格は昨年平均7.5%上昇し、1平方メートルあたり2,138ユーロに達しました。カタルーニャ州では1.5%の上昇にとどまり、1平方メートルあたりの平均価格は2,397ユーロとなっている。 同様に、この指数によると、カタルーニャの首都バルセロナは、マドリード、パルマ、マラガ、カディス、バレンシア、ラス・パルマス・デ・グラン・カナリアとともに, スペインで史上最高価格 を記録した6都市のひとつです。 地区別では、サリア・サン・ジェルバシ地区が依然として中古物件購入の最も高い地区です。1平方メートルあたりの平均価格は5,847ユーロ、年間5.3%の上昇。アシャンプラ地区では、平均価格5,4


スペインの賃貸価格 前年比13.2%上昇
スペインの賃貸価格は過去12ヶ月で13.2%上昇し、四半期ごとの上昇率は5%でした。2024年6月末時点で、 1平方メートルあたりの値段は13.4ユーロ です。 バルセロナ、バレンシア、マドリッド、パルマなど家賃の上昇率が前年比20%近い市場では、供給不足と需要の圧力による家賃価格の上昇が止まりません。 第2四半期、 全ての州都の賃貸価格は上昇 しています。中でもバレンシアとカセレスが最も上昇率が高く、両都市で19%の上昇でした。 その他主要都市、マドリッド(17.9%)、バルセロナ(17.8%)、パルマ(17.8%)、マラガ(16.5%)、アリカンテ(14.1%)、サン・セバスティアン(11.1%)、ビルバオ(8.7%)、セビージャ(6.5%)と続き、1年間で価格が上昇しています。 最も上昇率が低かったのは、タラゴナ(2%)、パンプローナ(2.8%)、サモラ(3.6%)、ハエン(4.2%)でした。 州都で 最も賃貸料が高いのはバルセロナで(22.1ユーロ/m2) 、次いでマドリッド(19.8ユーロ/m2)、サン・セバスティアン(17.6ユーロ/


外国人による住宅購入過去最高
スペイン不動産登記協会は、外国人による住宅売買は過去最高を記録し、2023年の取引総数のほぼ15%を占めたと発表しました。外国人による住宅購入が 2022年のスペインのGDPに63億5,100万ユーロ 貢献し、うち17億5,800万ユーロが新築住宅でした。 スペインは外国人にとって常に魅力的な国であり、不動産売買における良好な取引は特に夏に期待されています。専門家によると夏の間、セカンドハウス市場は常に増加しており、過去2023年のデータを再び上回ると予想されています。 2023年に最も多くの住宅ローンを契約した非居住者のうち、イギリス人(15.5%)、ドイツ人(14.1%)、スイス人(9%)が「トップ3 」を占めています。 非居住者向けの住宅ローンは、銀行が負うリスクが高いため、条件がやや厳しくなっています。物件の評価額の80%までをカバーする代わりに、70%場合によっては60%まで引き下げられます。 外国人にとって魅力的なエリアはバレンシア、アンダルシア、ムルシア、カナリア諸島、カタルーニャです。2023年に外国人が住宅を購入した件数のうち


「ゴールデン・ビザ」廃止案進まず
昨年4月9日にペドロ・サンチェス大統領は "ゴールデン・ビザ “の廃止手続きを開始すると発表しました。しかし、住宅省は土地法の改正と、観光用アパートや季節賃貸の規制など様々な重要問題を抱えており、 "ゴールデン・ビザ “の廃止の目処は未だ立っていない と発表しています。 この居住許可証(ゴールデン・ビザ)の交付は、2013年に始まり2023年までに54,576件のビザが発給されています。近年、"ゴールデンビザ “の発給は更に増加しており、2022年には2,017件、2023年にはピークの3,270件となっています。 これは主に、英国のEU離脱、および米国、中国、ロシアの国民によるビザ発給の増加によるもので、この種のビザを取得する非EU外国人の中では引き続きトップを占めています。これにウクライナ人、イラン人、ベネズエラ人、メキシコ人が続きます。 政府はこれらの居住許可証を廃止するための様々な方法を模索していると何度か発言しておりますが、まだ何も決定していないため、"ゴールデン・ビザ “の廃止の実現までまだ時間がかかりそうです。


賃貸物件の18%が24時間以内に成約
2024年第1四半期、スペイン全体の賃貸物件の18%が24時間も市場にでていませんでした。この現象はスペイン26の州都で増加しました。 南ヨーロッパ最大の不動産検索サイトが発表した調査によると、第1四半期に 賃貸された住宅の18%が物件広告掲載からわずか24時間以内で成約されています。 (2023年の同時期は16%) この割合が最も高かったのがタラゴナで31%、次がサン・セバスティアンで29%でした。 昨年に比べこの割合が最も増加したのがサン・セバスティアンでした。2023年第1四半期には10%だったのが、現在は29%になりました。 次いで、ハエン(7%から21%)、コルドバ(7%から20%)、カステリョン・デ・ラ・プラナ(8%から21%)、タラゴナ(18%から31%)となっています。バルセロナ、マラガ、ログローニョでは17%、マドリードでは15%とこの1年比較的安定しています。 コルドバ、セビリア(20%)、アルメリア、サラゴサ、トレド(19%)などの都市では全国平均(18%)を上回ってます。 スペインの賃貸物件の供給不足は依然続いていま
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