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5つの都市で住宅と賃貸の最高価格を記録


スペインの不動産価格は、8月に記録された7.2%の上昇後もさらに上がっており、平均で2,004ユーロ/㎡になりました。

また賃貸住宅の平均価格は、8月に前年同月比9.5%の上昇を記録した後、初めて1平方メートル当たり月額12ユーロに達し、これまでの統計上で最高の価格となりました。 そして現在、スペインの5つの都市で、住宅の販売と賃貸の両方で最高価格を記録しています。 (サン・セバスティアン、マドリード、マラガ、パルマ、サンタ・クルス・デ・テネリフェ)

この5都市の中で住宅販売の平均価格が最も高いのはサン セバスティアン(5,326 ユーロ/㎡)で、続いてマドリード (4,015ユーロ/㎡) 、パルマ (3,863 ユーロ/㎡) 、マラガ (2,594 ユーロ/㎡) とサンタ クルス デ テネリフェ (1,888 ユーロ/㎡) です。

2021年半ば以降、都市部で販売されている住宅価格の上昇は止まらず、昨年6月以来すでに1平方メートル当たり4000ユーロを超えています。

供給不足で家賃が高騰

賃貸では、マドリッドはすでにサン・セバスティアンを上回っており、1ヶ月あたりの家賃は17.4 ユーロ/m2 で、これを上回るのはバルセロナの 19.4 ユーロ/m2 です。 バルセロナは賃貸価格の最高値を更新しました。

マドリッドに次ぐ、サン・セバスティアンの8月の家賃は17ユーロ/㎡であり、同じ5つの都市ではパルマ(14.7ユーロ/㎡)、マラガ(12.8ユーロ/㎡)、サンタクルス・デ・テネリフェ(10.5ユーロ/㎡)を上回っています。

賃貸住宅の供給は回復しておらず、こうした緊張が解消されない限り、価格がどのように上昇し続けるか引き続き注目すべきとの意見が出ています。

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